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zoom RSS 【感想】HARRY POTTER and the Chamber of Secrets

<<   作成日時 : 2001/01/01 00:00   >>

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HARRY POTTER and the Chamber of Secrets
(邦題:ハリーポッターと秘密の部屋)



Harry Potter and the Chamber of Secrets
Bloomsbury Publishing PLC
J. K. Rowling
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1998年/イギリス/Bloomsbury Publishing Plc
著者:Joanne Rowling
表紙イラスト:Cilff Wright


お気に入り度 ☆☆☆☆☆


story(introduction)

2年生になる前の夏休み。Harryは、いつにもまして最悪なDursley家との日々を過ごしていた。「普通」を愛し、魔法の世界を毛嫌いするDursleyおじさんは、HarryのHogwartsでの勉強道具など全てのものを(元Harryの部屋の)階段下の物置に押し込め鍵までかけてしまい、Harryは宿題をすることもできない。OwlのHedwigをケージから出すことも禁じられ、手紙を出すことも出来ない。さらに憂鬱なことに、昨年親しくなった親友のRonやHermioneから、1通も―この夏にはHarryの誕生日もあったというのに―手紙も届かない・・・。
そんなある日、Dursleyおじさんが大事なお客様を家に迎えることになった。Harryが騒ぎを起こすことを恐れたDursleyおじさんは、Harryに部屋で息を潜めて時間を過ごすように命じる。
そしてなおさら憂鬱な気分で、しかたなく命令どおりおとなしく部屋で過ごしていたHarryの前に、突然House elfのDobbyが現れた。
驚くHarryに、Dobbyは警告する。

---「Harry PotterはHogwartsに戻っちゃいけない!Hogwartsには、Harry Potterにとって恐ろしいことが待っている!Harry PotterはHogwartsに戻っちゃいけない!!」---

いったいHogwartsでなにがおこるというのか?
前年よりさらに不思議と冒険に満ちたHogwartsでの1年が始まる---


まじめな感想

一般的に1巻が面白いとその先が案外つまらない本が多いものですが、この2巻目はそういった傾向に反してとても面白いものでした。

1巻目もそうでしたが、Harry Potterの面白さは、感情移入がしやすい点にあると思います。主人公の心情の描写が他の登場人物と比較してかなり細かいので、苛々するのも驚くのも、楽しむのも怒るのも、Harryと同じペースで感じていくことができるように思います。
冒頭で、Ronたちの手紙が届かないために、自分には本当は友達などいなかったのではないか、いやそれどころか昨年の楽しいHogwartsでの生活が全部夢だったのではないか、と不安になるHarryの描写などは、自分自身の今までの生活で身に覚えのあることで(きっとだれもが一度は感じたことのあるような気持ちで)、一緒に不安になりつつ、思わずそんなことはないと励ましてしまいたくなります。
中盤でHarryがThe Heir of Slytherinだと疑われるあたりは、一緒に切なくなります。

また、1巻目はHarry自身が魔法の世界に触れたのが始めてであったせいか、2巻と比較をしてみると説明的な部分が多かったように思いますが(例えばQuidditchの部分にしても、副題のPhirosopher's Stoneに直接関係のある事項ではなく、このシリーズ全体を通して重要となるキーの説明のひとつであったように思える)、2巻では生活も落ち着いて、人間関係など、ストーリーをさらに深める部分の描写が濃くなっています。
HermioneがMudbloodとMalfoyに悪態をつかれた場面などでは、RonもHarryも、普段Malfoyと衝突するとき以上の怒りを見せ、彼らの友情の深さを見ることが出来ます。

さて、これは1巻目にも言えたことでしたが、この物語の面白さは、やはりその見事な話運びです。物語そのものが、まったく予想つきません。 この巻のストーリーを通しての話のつながりは見事なものです。
ある部分を読んでいるときは、そのこと(登場人物にしろ小物にしろ出来事にしろ)がストーリーにかかわってくるとは到底思えないのですが、最終的にとても重要なかかわりを見せたりします。
そしてそのつながりが、この巻のみではなく、1巻目からつながっているのがすごいところです。もちろん、1巻を読んでいた時点で謎だと持った部分が2巻以降で解明されていくことは予想できていたことですが、例えばHarryが蛇と会話できることが2巻以降でこれほど重要な意味をもつことになるとは、1巻を読んでいた時点では思いもしなかったことでした。
話が予想外の方向に進みながらも、ご都合主義に走ることもなく、矛盾も感じさせない。これは作者が全ての展開を考え終えた上で書き始めたからなのでしょうか?
The Heir of Slytherinの正体など、驚きの一言につきました。

さて最後に、この本を読んで思ったことですが、1巻目を読み終えたときは、それが(謎を残しつつも)それその1冊で完成された作品のように感じましたが、こうして2巻3巻と進んでいくと、1巻目が壮大なプロローグであったことをひしひしと感じます。
物語がさらに複雑に、そして想像もつかない方向に走っていくことは、想像に難くありません。

予定されている7巻までを早く読みたいと思わせる1冊です。


雑記的感想

・Harryかっこかわいい♪
1巻はかわいい色が濃かったHarryですが、2巻ではなかなかにかっこよくなってきました。まあ、11歳から12歳になったんだから、あたりまえかな?日本でいえば、まだ小学校6年生といったところでしょうか・・・。
1巻ではただ興味だけで無謀に冒険をしてしまう部分がなかなかにありましたが、2巻では本当の勇気が備わってきている気がします。1巻で、亡くなった両親が自分を本当に愛していたことを知ったり(1巻の始めで人づてに聞いたよりも、最後でVordemortと対峙したことでさらに現実味を持って理解したことでしょう)、大切な友人が出来たことで、気持ちに強さが加わったのかな?
そしてなにより、1巻でも多少片鱗は見えていた気もしますが、Harryは怒らせると怖いタイプの人間であることが判明(笑)。
元々我慢することになれているせいか、自分のことではあまり本気で怒らないHarryですが、自分の大切な友達などが傷つけられたりすると本気で怖いです。さしずめ、巣を荒らされた親鳥のようです。怒りのあまり、何をするか分からない感じです(笑)。
しっかし、あんなDursley一家で育てられて、よくこんなに素直に育ったものじゃのう・・・(^_^;)。

・予想外だらけだったLockhart教授
Lockhart教授。
はじめから本の著者として細かく細かく登場してくれていたおかげで、なにかしらの超重要人物だと思い込んでいました。しかし・・・。
いや、重要人物ではあるんだろうけど・・・。
最初から「おまえは邪魔じゃ〜〜!!」と思っていた私の気持ちは、そのまま最後まで突っ走りました(爆)。 なんでもお見通しなDumbldore教授が、なぜこの人を雇ったのかがかなり不思議です。
Memory Charmって、そんなにまわりに気づかれないものなのか・・・。

・Harryの恋の行方
1巻から(ほんの少しとはいえ)登場していたRonの妹のGinny。1巻では「憧れのHarry Potter」的な態度を見せていましたが、2巻ではしっかりと恋に替わった模様(^_^)。
個人的にはHarryとGinnyの間に、かわいらしい恋愛関係が出来上がってくれるとなんだか嬉しいのですが・・・この巻でHarryに命を救われてしまったGinnyは、性格的に、Harryから積極的にアプローチでもされない限り、ひそかに思いつづけることになりそう(^_^;)。
かわいいカップルになると思うんだけどなぁ・・・。



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