いかぞ徒然。(tCoNS統合)

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zoom RSS ダル。

<<   作成日時 : 2005/11/11 21:01   >>

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今日の東京のお天気は、まさしく『Dull(ダル)』のひとことでした。
Dullというのは、雲が厚くて、うすぐら〜い感じのお天気のことです。

雲の厚さのせいで太陽の光が薄く、すでに16時過ぎには公園の中に灯りがともり始めていました。
肌寒くて、ベンチでドリンク休憩を取るのも大変。
公園内の石で出来たベンチは冷たく、座っているとおなかを冷やしそうなので、お尻の下には持っていたバッグを座布団代わりに敷き、背もたれに寄りかかることもできません(^_^;)

勉強の合間にはやっぱり外に出て休むのが一番緊張がほぐれるんですけど、そろそろ寒さ対策を本気で考えないと、休憩を取りながら風邪ももらってしまいそうですね。

さて、いかぞがこの『Dull』という言葉に出会ったのは、イギリスに短期留学しているときでした。
2月の下旬から3月下旬にかけて滞在していたんですが、この冬から春にかけてのロンドンは、かなり寒く、しかも日本のように晴れてからっとした冬ではなく、雲が厚いか雨が降っているかという日のほうが多い時期。
霧も出たりして、町じゅうが灰色に染まるんです。

ちなみに、よく昔『霧のロンドン』などと呼ばれていましたが、これは天気のことを言っているというよりは、ロンドンの空気の悪さを言っていたものです。
近代に入った頃のイギリスは工業も車も発達していたので、空気がにごり、そこに天気の状態などの条件が重なって、霧が深く出る日が多かったそうです。
想像すると、切り裂きジャックが出てきそうな雰囲気ですよね(^_^;)
どうせ出てくるなら、シャーロック・ホームズの方が嬉しいですが。

いかぞの英語学校でのクラスは『インターミディエイト』といってちょうど真中くらいのレベルのクラスだったんですが、授業内容はちょうど、NHKでやっている『エンジョイ・スピーキング』という番組のような形でした。
といっても、イギリスの街中の語学専門の学校だったので、もっと小さな部屋で、少人数の授業でしたが。

この番組を見た方は分かると思いますが、語学学校の授業は、英語で文法を教える日もあれば、『話す』ということに絞って授業を進める日も多くあります。
その中で、『会話をする』ために、まず『会話を始める』ことをする必要がある、といった内容の授業になったことがありました。

知り合いでも、そうでなくても、まず声をかけて何か話題を提供し、そしてそこからどんどん会話が深まっていく、という段階があるよ、ということです。

それでは何から話し掛ける?という質問をされたとき、クラスの生徒の中から

「天気の話とか?」

という案が出ました。
皆20代前半くらいのメンバーだったのだから、天気の話から入ることはそんなにないだろうとも思いつつ、いきなり家族構成を話すのも変だし、考えると結構浮かばないもの。
結構その案を肯定するような意見が出たんですが、先生が笑って一言。

「ロンドンじゃ、毎日『Dull』しか言えないわね(^_^;)」

確かに〜、という感じで、結構皆大笑いになりました。
毎日毎日同じ天気(しかもよくない天気)なのだから、そこから話題をふってもネガティブな話だしですよね(^_^;)

それまでDullという言葉にあまりはっきりとした印象を持っていなくて、言われれば意味は分かるけど、自分で『曇り』を表現しようとすると『Cloudy』と言いがちだったのですが、その日にばっちり記憶に残りました。

ちなみに、小説などを読んでいると、『Dull』は天気よりも心情や状況を表す言葉として使われていることが多いように思います。
なんとなく面白くないような、退屈なような、つまらないような…そんな状態のときのことですね。
でも、天気にしろ心情にしろ、灰色な感じは一緒。
日本語に変換してしまわない方が、直接イメージが伝わってきて面白い単語だと思います。

それではまた。

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