いかぞ徒然。(tCoNS統合)

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zoom RSS 『UP』(カールじいさんの空飛ぶ家)を観ました〜。

<<   作成日時 : 2009/12/17 02:33   >>

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今日は、友人と映画を観てまいりました。
Disney・PIXARの、『UP』です。
映画を観始めて、このタイトルを知ってびっくり。
なぜに、邦題は、全く違うこんな長いタイトル(カールじいさんの空飛ぶ家)になったのでしょうね。
分かりやすくはあるけれど、正直このタイトルのために、それほど観る気にならなかったんですが(笑)。
で、観てみたところ。
ものすごくよかったです。
※以下ネタバレありなので、ご注意。


テレビのCMでは、どれもそれほど可愛いキャクターだともおもえませんでしたが。
観ているとこれが、どれもものすごく可愛いんですよ〜。
皆愛すべき性格だからでしょうね。

加えて、間が上手い!
アメリカの笑いって、日本と違って間や会話のリズムをあまり大事にしないところがあるように思いますが・・・

たとえば、階段を補助機器を使って降りてくるおじいさんの描写と、一時的に止まるタイミング。
ラッセル初登場の、自己紹介の繰り返しと突っ込み。
おじいさん同士の緊張感がありつつ緊張感のない戦い。
犬の習性を利用した、わざと先が読める展開。
ガラスにぶつかり、引っかかるように滑っていくラッセルの描写。

妙に笑いが『日本的』。
かつ、子供向けと思いきや、笑いそのものが大人向けでもあったように思います。

テーマ自体、大人だからこそ理解できる部分もあるような気もしますしね。
2人が子供を持つことを諦めるシーンなど、観る子供が重く受け止めなくても済むように、かつ話においていかれなくても済むように、セリフのない描写だったのではないでしょうか。
ラッセルのお父さんの背景も、あえて語らずといった雰囲気がありましたし。


さて。
子供のころから現在に至るまでの、始めの数分間の描写。
ここはもちろん感動しましたが。

いかぞは、終盤でおじいさんがエリーの"Adventure Book"(冒険の本)をめくるシーンで一番涙腺が緩みました。

"Thank you for the adventure. Find the new one!"(冒険をありがとう。どうか新しい冒険を!)

きっと、エリーは自分の死を察して、自分の冒険の中で"To Do"(すること)を書く予定だったページに自分達2人の冒険であった満ち足りた人生をまとめ、自分の人生が幸せだったことをおじいさんに伝えると共に、自分を失った後も新しい喜びを見つけて生きていってほしいと願ったんですよね。
まさか、エリーも本当の意味で『冒険』だとは思っていなかったでしょうけれど(笑)。

中途半端に旅行のチケットも彼女に渡せず、約束した冒険を共に出来なかったと思ってしまったおじいさんは、彼女の死後あの本を何度もめくりながらも、きっと自分の無力さと向き合うことになるような気がして、"To Do"のページ以降はくくれなかったんですね。

でも、夢を果たしたはずの瞬間に存在したのは、引き換えに破ってしまった子供との約束と、このまま犠牲になるであろうケヴィン。

冒険の終わりがここなのかという思いで見たエリーのメッセージは、そりゃ杖なしで動きがすばやくなっちゃうくらいの力があったでしょう。

遺された人にとって、失われた人から『新しい言葉』を得ることは、まさしく夢のようなことです。
多くの人がかなわない夢。
それを遺したエリーは、本当に優しく聡明な女性だったのだろうなと思います。

それにしても、敵役マンツ。
プログラムを見たら、94歳設定ですって!
まあ、カールおじいさん自身、78歳と書いてあるので、10歳は年上だとは思いましたが・・・
それであの動きは凄いな(笑)。


実はいかぞ、観初めて、結構イジワルな・・・というか嫌なストーリー展開が思い浮かんでしまったんですよね。
設定的に、カールおじいさんの夢オチ・・・というか。
色々なことが重なったショックで死を迎えようとしていて、その直前の夢、なのかなぁと。

タイトルが『UP』ですし、出てくる人物は、全ておじいさんの過去に関わった人たち。
旅に出るまでは妙にリアルなストーリーなのに、その後の飛ぶ家や話す犬や幻の鳥という、急激に高まるファンタスティック感。

だって、自分の大切なものを守るために思わず振り上げた杖が相手に当たって流血騒ぎになったとして、裁判所招致となった上老人施設へ強制移送だなんて、普通のアニメならない展開ではないですか(子供向け実写映画でだってありえない・・・あったら『ホームアローン』の子供なんてそれこそ色々大変でしょう)。


というわけで、ハッピーエンド好きなので、そうだったら嫌だなぁと思っていたのですが・・・
南アメリカに着く前に、そこまで捻くれた見方をしなくても大丈夫かも?と思い直しました。

その理由は、ラッセルのGPS。

おじいさんは、本当にGPSを知らないようでしたし、途中で略語のSを間違えています。
知らないものを夢には見られません。

おかげで、この段階から安心して観られました。

・・・いかぞ、捻くれ過ぎですかね?


冒険後、老人ホームに入らなくて済んだことに対する描写が特にありませんでしたが・・・
まあそこは、家ごと飛び立っちゃったおじいさんなんて世間で騒がれたでしょうから、無理な立ち退きを迫られた上に亡くなった奥さんとの思い出の品を守ろうとした末の事故と認められたとか、ラッセルが世間に訴えて母親も協力したとか、そこはそのあたりで納得しておいた方がいいんでしょう。
その、リアルさとアンリアルさの混同が、この作品の魅力だとも思いますしね。


ところで。
Disneyで、久々に王道なクラシックアニメーションが作られるようですね!
美女と野獣・アラジンを超えるラブ・ストーリーだそうです。

新たな作品は、『プリンセスと魔法のキス』というものだそうです。
予告を観ましたが、面白そうでしたよ〜。

加えて、TOY STORY3の予告もありました。
こちらは、『予告をする』という設定の短編アニメーションになっていて、かなり笑えました。
うまいなPIXAR。


それではまた。


カールじいさんの空飛ぶ家
イーフロンティア
2009-12-03


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