いかぞ徒然。(tCoNS統合)

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zoom RSS 相棒Season14-19『神隠しの山の始末』を観ました〜。

<<   作成日時 : 2016/03/10 02:13   >>

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今週の相棒が終わりました〜。
PottermoreのRowlingさん集中アップの2日目を読んでいて、ちょっと感想を書くのが遅れましたが。
うん、後編で勢いが落ちることはなく、前後編通して面白かったです。

右京さんが派手なだけで、事件自体は地味でしたが。
まあ、相棒の地方物は大体地味ですからね。

これが元日SPだったらよかったのに。



今回の犯人は、やっぱり助役かーという感じでした。
警察が右京さんや斗ヶ沢の捜索をするのに、工房を避けていましたからね。
ただ、てっきり助役が夫婦の協力者なのかなと予測しちゃっていましたが。

里美の知り合いとかで、そのせいで斗ヶ沢を匿わざるを得なくなったのかなとか色々考えましたが、結構動機のメインは村井先生の方の事件で、斗ヶ沢はついで感がありましたね(笑)。
この動機はわからなかったなぁ…違う土地の土が置かれていた理由が伏線とは思いませんでした。
単に大量生産のために仕入れただけではなかったのね。

動機は理解できるような、できないような。
いや、村井先生を殺してしまった経緯は理解は出来ますが、開き直って「村のため」と言ってしまうあたり、自治体で働く人間としてどうなんだろうと思いますね。
そりゃ右京さんも怒るわ。

ここまで結構コメディチックだったのに、その開き直り具合のせいでまさかの本気の怒りの右京さんでしたね。

確かに、歴史のある場所とか伝統とかを守るのって、大事だとは思います。
けれど、その村だって、大昔に誰かが移り住んで開墾したんですよね。
開墾したということは、新しい生活を求めて、古いものを壊して動いてきた人が昔いたということです。

どうにもならなくなったときに、その昔新しかった古いものを『伝統』として人の命よりも大事と考えるのは、さすがに間違いだろうなと思います。
時の流れで、頑張っても守れないものというものはある。
でも、それならそれで、最低でも一分を残してでもなにか新しい道を見つけて努力していくべきであって、遺物に固執して破滅的になるのは意味のある行為ではないと思いますね。

ましてや、この助役さんは、村井先生を殺してしまったことで自分で村の悪評を広げたのですから、守りたいものを自分で壊すという本末転倒な状態になっていますし。
無理な手段を用いることの愚かさがすでに結果として出ているということですよね。


それにしても、里美さんの男運のなさは半端無かったですね。
斗ヶ沢の件があろうがなかろうが、あの旦那さんとはわかれたほうが絶対いいと思う。
里美さん口は悪いけれど、2つも仕事を掛け持って旦那の借金まで背負うとか、不幸すぎる。

この村でどうやって生きていけばって、言っていましたが、あれは頼る親でもいないなら大きい街に出ちゃったほうがいいと思いますけれどね。
人の目が厳しい上に仕事も少ない村よりは遥かにマシだと思う。

しかし、あれだけ追い詰められていてそもそも産むのかなぁ…

しかし、この山は高いところから落ちても死なないようにできているのか…4階から飛び降りて、死なないどころか流産もしていないとかすごい。
右京さんのあの崖から転落で生きていたのもすごかったですし(笑)。



それにしても、とりあえず終わって一番思ったのは、「あれだけ頑張ったんだから、最後無事に麓で右京さんと電話工事のお兄さんに会って欲しかった」ってことですかね(笑)。

お兄さん、関係ないのに一番頑張ったでしょ(笑)。

どうみても気が小さそうなのに右京さんに巻き込まれて、山道でスピード出せとか煽られてびっくりしちゃって土砂上に乗り上げちゃうし。
気づいたら拘束されて監禁されていて、さっさと自分で拘束を解いた右京さんに忘れかけられるし。
怖がっている一般人なのに、怒られて情報引き出されるし(笑)。
偶然村井先生の骨だって見つけてあげてるし。
逃げましょうって言うから頑張って逃げようとして、ドアがいつの間にか解錠されていたことも気づいてあげたりもしたのに、近道とはいえ「俺ならできる」でひとりで5キロ以上走らされるし。


今回右京さんはものすごく体を使う割に、捜査はほぼできなかったから実質アームチェア・ディテクティブ状態でしたし。
まだ助役に会ってもいませんでしたしね。


まあでも、結局あの夫婦は冷静になってしまうと自分たちで人を殺すようなことは出来なそうでしたから、そう推理した上で、念の為にお兄さんだけ逃がしたのでしょうけれども。
おそらく説得できるだろうと考えた上で、しかし自分の知らない情報のせいで万一電話工事のお兄さんまでさらに危険が及ぶ可能性を排除し、彼の安全を確実に確保することが逃がした目的ではあったのでしょう。

電話が必要だ、という危機感をお兄さんに与えた上でそれを目的に逃せば、夫婦がもしヤケになっても危険な状態から彼を離すことができる。
万一逃がして2人と話している間にヤケになって右京さんがやられれば、山を降りたお兄さんの通報が役に立つ。
そしてもし2人が右京さんが思った通り最終的に抵抗を諦めれば、お兄さんの通報をまたずともすでに通話可能になっている家の中から電話ができる。

そんな感じだったのではないかなと。

襲われた時に「殺さないで」と言ってしまうと、逆に犯人を刺激してしまって危ないと聞きますからね。
パニック状態のお兄さんを現場から遠ざけることは大事だったのではないでしょうか。

実際、わざと抵抗しない右京さんに対してナタを振り下ろし切ることが出来ませんでしたしね。
こうして考えると、お兄さん頑張ったけれど、電話が間に合ったというよりも、右京さんの狙い通りに事が運んだということでしょうか。

まあ、その逃がすための手段が「さあ、言ってみてください。俺ならできる!」っていう暗示めいた手段っていうのは笑いましたが。
右京さん、なにかおかしいですよ(笑)。
そして乗せられちゃう電話工事のお兄さんも純朴すぎる(笑)。


とはいえ旦那さんの方は、冷静な状態では殺すことをためらうような人でも、戦闘態勢に入ってアドレナリンが上がるとヤケになっちゃう人でもあるのは(というか誰でも追い詰められればそういうことになる可能性があることは)一度組み合ったから分かっているはずなのに、とりあえず攻撃的に煽るスタイルなのよねぇ、右京さん(笑)。

もうちょっと穏やかにいけないのかと思うけれど、あれは意図しているだけでなく単純に慇懃無礼になっているだけというのも混ざっているんだろうなぁ。
正論や事実を続けてぶつけられてしまったせいで逆上する、っていうパターンですよね。

まあ、あれだけ煽っておいてそれでも最終的に自分を殺さないと確信している右京さんもすごいですが。
自分が殺される、ということは、彼が殺人犯になる、ということですから、それは右京さんの信念からいうと許せないことのはず。
やはり、過去殺人は犯していない、自分の意志で殺人を犯す志向はない、という確信があったんでしょうね。
そういう志向のある(犯罪傾向のある)人でなければ、人を殺すというのは人にとってそれだけある意味覚悟のいる、精神的に負担の大きい重大行為だという認識があるからなのでしょう。

結局は、前半と同じく、犯罪傾向のある人ではないからこそ、わざと攻撃的に追い詰めることで自白させるという狙いが大きかったのでしょうね。
背中を見せても気配を探っている表情でしたし。

実際、奥さんの「仕方なかったんだよ…誰が好き好んであんなこと」とのつぶやきの後、少し表情をゆるめましたしね。

でもこれって、ほんとドSな手法だよなぁ。
いや、ある意味優しいんだけれども。


それにしても、足が痛くても推理を展開するときにはつい歩いてしまう右京さんはちょっと面白かったです。
いやまあ、制作上のカメラワーク的な意味合いがあるんでしょうが、それはまあ置いておいて。

足をかばってウロウロするから、上半身だけ映っているとちょっとおじいさんっぽい(笑)。
推理を聞きながら、つい「そんなに痛いなら止まっていたほうがいいよー」と思ってしまいました。


右京さんがそもそもあの2人が村井先生を殺したわけではないと判断したのは、やはりおそらく現場であろう場所に住み続けていたからでしょうかね。
殺した犯行を隠すには、焼いた後の骨を弔うという行為の優先度が高く、隠すという行動に出ていなかった。
だからこそ斗ヶ沢に見つかってしまったのですし。

殺害を犯していないからこそ、犯行が見つかることの恐れよりも、正当でない方法で遺棄したことからの村井先生本人への罪悪感の方が強かった、ということだったのだと思います。

もちろん、今回は右京さんは何一つ証拠を手に入れられない状態だったので、推測の域を出ない状態で推理で追い詰めただけでしょうが。


ところで。

序盤、ローリング右京さんには笑いました。
いや、きれいな回転だったし、多分受け身の型を利用したっていうことなんだろうけれども。
回転綺麗すぎるでしょ(笑)。
そこから流れるようなガラス破壊。
お兄さんもびっくり(笑)。

鉄柵を釘でガリガリやり始めたのを見て、神戸くんを思い出したのはいかぞだけではないと思う(笑)。
※「ピエロ」の神戸くん

結局開けられませんでしたが。


暴れたりゴロゴロしたりしたので、整髪剤が取れてきたのか、髪の毛がちょっとふわーっと乱れていたのがなかなか珍しい右京さんでしたね。
分け目と天然パーマ感が現れてきてしまって少々中の人っぽい(笑)。

乱れがないのは眼鏡のみ(笑)。

警察が工房に到着した時の、イタミンの「あーーー!!!」っていうサイレントの動きがおもしろかったです。
芹沢くんは、確実に「いたーーーー!!」って言ってる。
イタミンの右京さんの眺め方、絶対「何その格好!」って感じですよね(笑)。

「いつもの洋服に戻らせて下さい」に吹きましたが、あれって窯の近くで干されていた一式に戻ったってことですよね?
旅行ではなく警視庁からバスに乗せられてきたので、着替えはないはずですし。
その割には随分綺麗でしたが。
あれ、素人の手で水洗いしちゃったんじゃなかったんですかね。
それとも、荷物を改めてただ干しといただけなのかな。

洗っていなくても、もっとシワシワかと思いましたが(笑)。


右京さんが見せた冠城くんの能力への信頼は、相棒としての信頼というより純粋に能力への信頼なんでしょうね。
神戸くんとカイトくんに対しては、能力への信頼と相棒としての信頼と、両方だったように思いますが。

亀山くんに対しては、指示したことから予想以上の結果を持ってくるというような信頼はあったでしょうが、自分が攫われて見つけてくれるような信頼は疑問だな…
だって、病院でだって見つけてくれたのは亀山くんじゃなくて女の子でしたし(笑)。



ところで。
最後、手帳とスマホについて触れて欲しかったなぁ。
やっぱり完全に焼かれちゃって影も形もなくなっちゃったんでしょうけれど。
窯を覗いた冠城さんも、何も見つけられなかったくらいですし。

まあ、暖炉くらいならともかく、加圧して陶器を焼くような1000℃の窯じゃ、そりゃ融けちゃうよなぁ。

犯人が奪って焼いた形なのだから、処分はされないんですかね。


オチはなかなか笑いました。
冠城さんが『5年』と言ったことで、「あれ?3年前の事件なのに?」と思ったら、結局幽霊オチ(笑)。

右京さん、「君も見たんですか…うらやましいですねぇ」っていう感じでしょうか。
だがしかし、右京さんは幽霊を花の里の前でナンパして車にも乗せたことがあるんですけどね(笑)。

幽霊ネタは時折現れる相棒のお約束なので、こういう終わり方は好きです。

そもそも、右京さんがあの崖で落ちたのも、元々村井先生の骨が祀られていた祠で骨壷を開けたから招かれたんじゃないかっていう(笑)。
だからあんな高い崖から落ちても平気だったんだよきっと、うん。


いやーしかし最後花の里、幸子さん喋らなかったなぁ(笑)。



さて。
これで今シーズンの相棒もあと1つ!

予告がなんかこれで相棒自体終わるんじゃないかっていう雰囲気を出していたんだけれど、ここまでの大きなシリーズで放送前にニュースにもならずに終了になるとは思えないし、冠城さんが「僕の最後の事件」とか言っていたし、まあ冠城さんとの最後なんだろうなぁ。

これまでのテレビ朝日のこういう長い刑事ドラマシリーズは、『☓☓ファイナル!』的に銘打って終わったイメージが強いですし。
はぐれ刑事純情派だって、ちゃんと人間関係も締めて終わったような。
途中観ていませんでしたが、警察を退職するので晴れてスナックのママとくっついて終わる(警察官は水商売の人と結婚できないという理由があるからこれまでできなかった)最終回がありましたよね?

これまで相棒は2回続けて3年だったので3年で代わるみたいな空気がありましたけど、中の人云々以前に、冠城さんの設定だと1年以上続ける説得力のあるバックグラウンドを作るのは難しいですからねぇ。

いや、これでお別れか…という空気を出して次シーズンにしれっと戻ってくる可能性もありますが。


最終回は、予想通り輿水さんの脚本。
数回前の警察嫌いが伏線になっているとのことでしたからね。

ミステリー度はまあいつものことながらあまり期待していませんが、この方の脚本は心情が深くて動機がしっかりしていて、右京さんのドS度が上がるので期待しています(笑)。


どうやら警察嫌いの時の冠城さんの行動で右京さんがとばっちり処分をうけるみたいですが、冠城さんって別に特命係所属じゃないよね?
どうしてそういうことになっちゃうんだろう(笑)。


とりあえず、あと1週間、最後の回を楽しみにしています。
これで相棒が完全終了だったら泣きますわ。


それではまた。


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