いかぞ徒然。(tCoNS統合)

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zoom RSS 相棒Season14-20SP『ラストケース』を観ました〜。

<<   作成日時 : 2016/03/17 03:16   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

今期の相棒が終わりました〜。
終わっちゃったよー。
地元に戻らずとも楽しめる数少ないリアルタイムな娯楽が…


今回は、図書館司書と鬼籍に入った片山議員と愛人を殺した心理学の教授が出てくるというお祭り回…ではなくて、それぞれの人達と同じ顔の別の人が出た回でした(笑)。
しかしここまで一度にいっぱい出たら、相棒ファンは絶対ツッコミを入れずに入られなかったと思います、うん。

まあ、図書館の話は、そもそも欠番になっちゃいましたから、リアルタイムで観たり録画をしていない人は観られない回なんですけれどね。
あれってSeason3でしたっけ?
相棒の人気が上がって知名度が高くなったのはSeason4〜5くらいからなので、知らない人も多いかもしれませんね。
面白い話だったんだけれどな。

ちなみに、片山議員は劇場版1作目で出ました。
教授はSeason4のはず。
エーデルワイス云々が面白かったことと、この事件で知り合ったおばちゃんの投稿記事のせいで亀山くんが後々不幸な目にあったことが印象深いです(笑)。


さて。

今回、話としては、なかなか面白い最終回SPでした。
好みの話ではないんですけどね。
色々と設定的には無理のある部分もありましたし。
元々、双頭の悪魔シリーズも好みではなかったので、そんな感じ。


輿水脚本らしい、人物関係(心情)のいやらし〜〜〜い、どよ〜〜〜んとした、じわ〜〜〜っとくる話でしたね(笑)。
好きな方向の話ではなくても、人とのつながりとか動機に説得力があるので面白いんですよね。

ストーリーのあらすじだけ聞いたとしたら多分いかぞが観たいと思う話じゃないのに、観ると面白く感じてしまうという。
やっぱり心情面での説得力って大事だなぁと思います。


キャラクター自体を深く書かれてるんですよね。
『役柄』の『登場シーン』だけで現れるその場だけのキャラクターでなく、描写されないプライベートはこういう生活をしているんだろうな、というのが見えるセリフ回しがある。
なので、背景が深くなるという感じ。

右京さんの嫌味度も、米沢さんや捜1ペアの動き方も、違う場面を映している背後でパラレルに動いていたということに説得力がある。
冠城さんの女関係も、ああこの人本当にいい加減なつきあい方しているんだなっていうのがしっかり見える(笑)。
だからこそ、世界観がここまで深まったんだなぁと思います。

テロという目的を中心にした複数の人間のつながりがあるにも関わらず、それぞれの思想や動機、信念の度合が全く異なるというのが面白かったです。

日本では、テロなんてオウム事件くらいしか記憶になかった(70年代以前にあったのは知っていましたが、生まれていなかったり小さかったりしたので)ので、『起こったテロ』が原因でその後の事件が起こる、ということが少々ピンときませんでしたが、Wikiによると小さいものはそこそこ起きているんですね。
なにより、結構相棒で先取りして実際に似たような事件が起こるということが結構あるので、怖いなぁ(汗)。

切迫度で言えば、そもそも最初の実行犯の伴野が一番強かったのでしょうね。
近づいている鴨志田の死に引きずられたという感じがしました。
愛する人の死が迫るという脅迫感のあるところに、その相手との会話から「テロをなくすために何かを残す」という使命感を芽生えさせてしまい、しかし殺人への罪悪感と忌避感は消しきれなかったために戸惑う…
なんとなく、蟷螂の夫を思い出しました。

そして鴨志田も、テロで身内を殺された伴野に気持ちが引きずられたことがこんなことを計画した動機となったんだろうなぁと。

結局は、この2人は「テロリストが不満を持つのも要求があるのも、『国』であって一般人にはどうしようもない、一般人を巻き込むな、国の体面も正論もどうでもいい、思想のある動詞で勝手に戦ってろ」という主張なんだろうなぁ。

巻き込まれたことのない一般人から見ていると、結局『正論』は大事なものなんですよ。
その正論により国の決めた方針が、結局国を守る、つまり自分たちを守るということですから。
でもそれは大局的正義なので、巻き込まれた当事者の一般人にとっては、ふわっとした正論で殺された、見捨てられた、そう取ることも出来てしまう。

日本人は特に『我慢強い』もしくは『他人に迷惑をかける事を厭う』性質があると言われていて、例えば海外でテロに巻き込まれた方のご遺族は、遺体を連れ帰ってくれたと国にお礼を言ったり、危ない場所へ赴いたからと謝罪をする方が見受けられます。
こういう発言は、海外の人には「犠牲になり一番つらい時なのに国に責任を求めないことが不思議」というとり方をする人もいるそうです。

でも、多分理性が働いてそういう『正しい行動』を取ることが出来ても、内面では葛藤だの怒りだのが湧き上がっているはず。
病気や事故で身内を亡くしても、怒りというのは沸き起こるものですから。

そしてその身内が犠牲になったことへの『怒り』をその人なりに論理づけて責任の所在を求める相手を決めてしまった結果が、この鴨志田と伴野の考え方なのだろうなぁと。


金井塚は、いわばISに参加する若者的立場なのでしょうね。
何かすごいことを自分が成し遂げる、『英雄』的な立場に憧れる。
しかし思考が幼い状態で『すごいことをやる』という望みだけが大きいので、『大きな思想を持って戦っている』らしき人に傾倒し流される。

今回出てきた犯人のうちで一番くだらない犯行動機でしたが、今現在世界に広がるテロの実行犯のうちの一定の割合の人たちの動機がこんなものであろう最近の報道を考えると、一番リアルであったようにも思いました。

一番いらっとくるタイプですけれども。
「しゃれてるー」って、おい。
そりゃ、右京さんも怒るわ。


玉出も菊本と同じ信念のもとに計画したということなんでしょうか。
総理がいなくなったから副総理が総理になれるとも限りませんし、派閥争いでよほど問題が出ているのでもなければ、立場的な面でのそうそう強い動機もなさそうですし。

総理が在職中に、テロに対する見解を発表した、ということですかね。
断固戦うというアメリカに准じた方針を出し、それに対する不満を持っていたとか。

しかしこれ、外交も絡んで「テロには屈しない」という発表をせざるを得ないし、結局『立場のある人間がテロに殺される』という状況を作ること自体が大事だった、ということなんでしょうね。



最後の玉出から菊本の流れは、ちょっとあっさりしすぎてたかなぁという印象は受けましたね。
全体的に後半が走らせすぎだったというか。
もっと長かったのに、無理矢理切ったのかなという印象を受けました。

鴨志田と菊本との玉出に関する会話から、副総理よりも菊本の方が黒幕的立場だったと思うのですが、その割には最後関与を認めるのが早かったように感じました。

まあ、花はあからさまに大映しだった上に、ものすごい色だったので、右京さんたちが菊本の家を訪れた時点ですぐにこいつが黒幕だと分かりましたが。
っていうか、印象深い映し方にしすぎ…もうちょっと「ああ!」と後から思うくらいのものでいいのに(笑)。

ただ、証拠が花の種類だけというのは、情況証拠にも足りないような。
右京さんはあの家で花の写真を撮ったわけでもありませんし、「偶然」「気のせい」「そもそも記憶違いじゃないのか」といった言い訳をしても、それを覆す材料はなかったはずです。
まあ、あの程度の疑いで即家宅捜索ができるのならば、まだ花はあるでしょうが。

認めずに『逮捕できない1人』として終わっても、それはそれでよかったような。

まあ、そこまでの大物ではないということなんでしょうかね。
ギリギリのところで、つい『自分の思想』を言いたくなってしまう小物。

右京さんすら小僧と呼ぶあたり、自分の考えを正しいと思うと、その他は聞かず押さえつけるタイプ。
なんとなく大学の頃には学生運動で(捕まらないけど)過激目の活動をして、その後政治の世界に入ったようなタイプに感じました。

あくまでもいやらしく認めないタイプの、頭のいい大物であれば、今後再登場もありそうなキャラになりそうでしたが。
まあそれは、長谷川がいますしね。


もう少し、どうこのテロ計画で菊本・玉出と鴨志田が繋がったのかを描写して欲しかったですね。

いかぞの推理では、おそらく冠城さんが言ったような「鴨志田が政治家2人の企みに伴野を巻き込んだ」のではなく、諜報活動で各政治家の思想を知っていた鴨志田が、死を前にして、「テロで苦しむ伴野に何かを残してやりたくて計画した」のではないかな、と思います。

表向きの主犯は菊本・玉出だしおそらく本人たちもそう思っているけれど、巧妙に近づきその気にさせたのは鴨志田なのではないかと。

菊本・玉出から見れば、おそらく菊本経由で『希』で鴨志田と繋がったと思っているのでしょうが。
退職前に希を調べていたのも、不自然でない繋がりの手段を模索するため。
死を前にして、愛する人が一番傷ついたその根本に一石を投じる『心中の仕方』を作り上げたんじゃないかと。

「現在進行形で愛している」、というのが本当の事実であり、全ての背景なのではないかと。

全くもって正しくない動機だとも思いますが。


それにしても、とんでもなく大量に人が死にましたね(汗)。
自殺も入れたら11人?
これまで、ここまで人が死んだ回ってありましたかね。
相棒史上最多な気がする…

そして殆どの人が、直接怨恨などの動機で殺意を向けられたわけでもなく殺されたという、気の毒加減。

試験に受かって警視庁に入ったばかりで夢にあふれているだろうに、仲間に殺されたり。
閣僚に入っているというだけで殺されたり、そのSPだというだけで殺されたり。



ところで、冠城さん。
結局これで本当に警察官になりましたオチ。
Season15がこのままやるのであれば、相棒変更なしという感じでしょうね。

まあ、あんな人事異動あるかい、とは多分誰もが思ったと思いますが(笑)。
現実ではまあありえないとはいえ、無理にこじつければ理屈上ではできる異動であると仮定して。

あれは、国家公務員として正式に警察庁移動になり、警視庁特命係に送られたという扱いということなんでしょうかね。
それとも、完全転職の東京都職員としての警視庁就職なんだろうか。

でもそうすると、異動に日下部さんの力が及ばないはず。
さすがに、甲斐父経由でそんな無理を通すっていうのもねぇ。

そもそも普通の警察官の採用だと年齢制限があると聞いたことがあるので、完全転職だと無理ですよね?
やっぱりどうにか『異動』の形にしたということならば、やっぱり国家公務員としてなのかなぁ。
別に出世はさせてくれなくていいから、杉下さんのところで引き取ってくれや的な。
それなら、日下部さんと甲斐父の間の話で済みそうと言えなくはない。

(ちょっと警視庁の採用ページを見てみた)
…普通の警察官採用だと、30歳以下ですね。
でも、特別捜査官とか、資格や経歴によっていろいろな採用方法はある…けどやっぱりせいぜい30代っぽい。
それに前職が国家公務員、法に詳しい、ってどうなるんだろう(笑)。

自らキャリアを捨てる踏ん切りも何も、やっぱり自分で転職は不可能だったと思いますが…。
日下部さんの言ったとおり、正しく警視庁への天下りが成立したんだろうか(笑)。

他省庁への配置転換というのはあるようなので、国家公務員のままという方がまだ現実的な気がしますけれどね。
テレビのドキュメントとか観ていると、東京都職員としての警視庁入庁なら、まず交番勤務とかもすることになるんじゃないの?とも思いますし。

警察学校卒業後、来シーズン前の数ヶ月を交番で勤務した、とかなら笑いますが(笑)。

ま、右京さん同じく『国家公務員として警視庁に放置』か『東京都職員として警視庁勤務』かは、来シーズンの公式なキャスト発表が出るまではわからないというところでしょうか。


どちらにしろ警察学校には行かなければならないはずなので、米沢さんの言うとおり(そして右京さんのお説教から「しばらくひとり」と言い残して逃げたとおり)、数ヶ月は警察学校で訓練&お勉強なんでしょうね。

何やるのかよく知りませんが、やっぱり体力つけたりする訓練が色々あるんでしょうね?
走ったりとか逮捕術とか柔道とか。

うわー大変だー。
40歳過ぎているのに大変(笑)。
中の人42歳らしいですし、流石に30歳以下っていう設定はないでしょうし。

まあ、一応それなりに戦える設定みたいだったので、なにかすでに習った過去があって基礎能力は高いのかもしれませんけれどね。

法については詳しいでしょうから、頭を使うタイプのお勉強は大丈夫でしょうし。


それにしても、とりあえずやっぱり神戸くんがSeason8の神の憂鬱を経るまで正式に相棒ではなかったように、冠城さんもやはりSeason14最終回を経るまでは正式に相棒ではなかった、ということでしたね。

Season8の最終回までの2人は、神戸くんは右京さんを探っているし、右京さんは神戸くんの背景や真意を掴むために揺さぶりまくっているし、ピリピリしていましたからね。
まあ、その後のシーズンも嫌味の応酬は続きましたけれど、あれは右京さんが頭のいい神戸くんで遊んでるだけという感じで嫌な嫌味の応酬ではありませんでしたし。

ただ、冠城さんの場合、捜査の現場に「やりがい」は持ったけれど、正義感は正しくないし、警察官としての心構えも出来ていないので、まだ『本当の相棒』と言っていいのか微妙なところがあるとは思いますが。

悪い人ではないので、右京さん的には嫌いではないとは思うのですが。
ただ、『お客様』でいる限りは、立場の違いという免罪符で放っておけたところ、本格的に警察官となれば…ましてや自分の部下に付いてしまった形になれば、放置できない言動が多いですからね。

陣川くんを人として好ましいとは思っていても、(捜査をする)『警察官』としては認めていないのと同じような状況になっていると思います。

最後は、「面倒くさいことになった」という表情をしていましたしね。
まあ、使える人間ではあるとは思いますが。
ストッパーが緩そうだから、右京さんどころじゃない暴走をしそう。
そして元の飼い主が、もう関係ないから止めてくれなさそう(笑)。

すでに右京さんは、冠城さんには色々ととばっちりで何度も迷惑をかけられているからなぁ(笑)。


そもそも、冠城さんの『警視庁に残った動機』が読めないのが今シーズン人間関係で最ももやもやしたポイントだったのですが。
てっきり、法務省内側での何か信念や目的があって、そのために警視庁に残っているのだと思いましたが…そこまで重い何かはなかったですね(笑)。

結局冠城さんは、普通に正義感があるけれどやりたいことが見つからずに頭の良さでここまで来てしまった「やる気のない人」だった、ということなんだろうな、という印象を受けました。
なんというか、精神的ニートといいますか。

頭がいいから、要領よく国家公務員試験に受かった。
おそらく法大卒で、そのまま法務省勤務となった。

多分正義感はあるものの、弁護士を目指したいとか検事を目指したいとかいう『夢』がなかったために、能力を発揮するまま国家公務員になったのではないかなぁ。
それなりに仕事を楽しんではいたし、与えられた仕事は期待以上にこなすけれど、かといって一番やりたい職業についたというわけではないのでどこかハマりきれない。

まあ、そういう人って、能力があって大企業に入ったような人にも結構いますよね。

そして多分、プラスの方向でもマイナスの方向でも気性的に考え方も『官僚』に染まりきれない。
使えるやつだから仕事だけはこなしてきたけれど、組織にも染まれず上に阿ることも出来ず、一匹狼みたいな状態になってしまって、気質を気に入ってくれていた日下部さんだけの子飼いみたいになってしまったのではないでしょうかね。
もしかしたら、そもそも外の空気を吸うことで自分の仕事を見つめなおすとか、そういうきっかけのために出向にOKが出たしれませんね(笑)。

で、40歳過ぎて初めてなんか楽しくやりがいを持って仕事ができたのが、右京さんの下だったっていう。
とはいえ自分ではもう警視庁の採用試験の受験資格はないし、戻りたくないなーどうしようっかなーという態度ミエミエだったので、日下部さんが折れたと(笑)。


…右京さん頑張れ。


まあでも、とりあえず雰囲気としてはSeason15もありそうなので、ほっとした最終回でした。
先週の予告、タイトル表示が『相棒 最終回 ラストケース』だったせいもあって、なんだか相棒自体が終わってしまうみたいな雰囲気の作りでしたからね。

去年は『相棒Season13最終回』だったのに!
悪意のある作り方だ!

っていうか、最近相棒も予告詐欺が時々あるからな…元日SPとか。
劇場版コナンほどじゃないですけど(笑)。



さて。
来シーズンあるかどうかと同様に気になるのが、米沢さんの行方。

警察学校配属とか、突然でしたね。
まあ、有能な鑑識の専門家なので、教える立場にも必要であるのは理解できますが。

来シーズン出ないのかな…前に、美和子役の中の人が他のお仕事で忙しかった時、亀山くんとの不和話で距離をおいて出演しないということがありましたが。
大きな仕事があって、来年は無理そう、とかなんだろうか。

でも、米沢さんという協力者がいない状態で操作をしていたのって、考えてみたらプレだけのような。
いやでも、そもそもSeason1で、別に仲が良くなかった米沢さんに無理矢理協力を求めていたので、右京さんはたとえ親しくない鑑識さんでも無理は通しそう(笑)。

でも今回で、本当に米沢さんはただの警察官仲間というより友人になっていたんだなーと改めて思いました。
シーズンが進むごとに、右京さんにしっかり文句も言うようになりましたしね(聞いてもらえないけど)。
今日も、「その空返事、おやめなさい!」ときちんと怒っていましたし(聞いてもらえないけど)。

右京さん自身、結局米沢さんは聞いてくれちゃうと分かっていて甘えていますしね。
米沢さんはもっと怒っていいと思う(笑)。

まあ、たまきさんや三浦さんと違って、もう出ませんよ、という切り方のされる立場になったわけではありませんし、「数年で戻るつもりでいる」という台詞もありましたし。
来シーズン普通に戻ってきているか、もしくは途中戻りがあるか、または1年お休み期間があってその次のシーズンに戻ってくるか(あるのかはしらないけど)…そんな感じなんですかね。

今回の、火薬の匂いから疑いを持ったあと、きちんと呼び止めて問いただそうとしたあたりのセリフから、やっぱり米沢さんは優秀なんだなぁと感じました。
鑑識としての能力だけでなく、上司として有能そうですよね。

出世して帰ってくるといいなぁ。


それにしても、今日の見事なスパイ具合には笑いました。

大臣射殺現場でコソコソ調べていた時、刑事さんが米沢さんを知らないのはともかく、鑑識の人たちが皆「あれ?」っていう顔をしていたのは、「誰だこいつ」じゃなくて、「なんで米沢さんここにいるの?」だったんでしょうね。
米沢さんは鑑識部屋でそれなりに立場のある人みたいだったので、警視庁勤務の鑑識の人で顔を知らないということはないでしょうし。
まあ、中には所轄署の鑑識の人も含まれているんでしょうけれど。

まあ確かに、自分で見に行く以外は、米沢さんに見てきてもらって現場を教えてもらうのが一番いいですしね。
自分で見に行っても、結局鑑識の情報は必要ですし。



輿水脚本といえば、右京さんの嫌味度・変人度アップも楽しみな部分ですが。
今回も期待通りでした(笑)。
他の人達との会話も含めて。

まず最初の幸子さんの「そりゃあ杉下さんはこういうことに慣れっこかもしれませんよ」というセリフに笑いました。
幸子さんの中で、右京さんはそういう人なんだな(笑)。
幸子さんは、結構天然に酷いことを言うのがおもしろい。

その後の、

右京「僕、のんきに見えますかね。」
冠城「いつもどおりです。」

冠城「僕、ヘラヘラしてますかね。」
右京「ええ、幾分か。」

の流れも笑いました。
幾分か、でなく、右京さんも「いつもどおりです」で良かったと思う(笑)。


それに、イタミンに対して「緊急のお知らせ気になりますか?」というメール。
なんで上から目線の釣りっぽい誘い方なの。
中園さんに追い出された立場的におかしいでしょ(笑)。
(そしてイタミンがまだガラケーで頑張っていることにも笑いましたが)

他にも、「もしもテロリストに警視総監賞を与えたら、これはもうブラックジョークですねぇ」とか(笑)。
(そして刑事部長の「プライベートはこの際どうでもいい」も笑いましたが)


イタミン「そういやあ、俺達も似たようなことしたっけ」
芹沢「ええ、でも邪魔されましたけど」
イタミン「ああそうだったそうだった、邪魔されて礼状取れなかったんだ。誰に邪魔されたんだっけ?」

の流れは笑いすぎてお腹が痛かった(笑)。
右京さんは昔通り、こういうときは能面フェイスをしっかりキープするのも笑えます。

さらにそこから特命係の土下座とか、土下座からの慇懃無礼っぷりも、リズム良すぎ(笑)。
ゴミ回収のところも酷すぎ(笑)。

ほかにも、色々色々楽しかったです。



ところで。

甲斐父が結構出てきたのが嬉しかったです。
甲斐父好き。

結局カイトくんの件があって、甲斐父の右京さんへの気持ちは、『使える人』というだけでなくプライベートな方面からも絆されてしまったんだろうなぁと思います。
こう、できの悪い息子を見捨てなかった恩師、みたいな。

カイトくんを下においたことについて「後悔しているか」と聞いた時に、「僕の下においたことではなく、僕のもとにいながらむざむざわたってはいけない橋を渡らせてしまったことを悔いている」と答えた右京さんに、普通の親ならば強い感謝の念を抱くと思います。
まあ、モンスターペアレンツなら、上司だったくせになぜ気づかなかったんだと理不尽なことも言ったかもしれませんが、甲斐父は頭がいいですし、きちんと現実を見るタイプですしね。

意地っ張りで長い親子喧嘩をしていたけれど、結局本気で見捨てられない人ですし。

もっとも、本気で政治的判断で右京さんを止めなければいけない自体になった時には、結局強引な手を使うのではないかとも思いますけれどね。
官房長が罪悪感から右京さんに心を残していたのと似たようなものでしょうか。

官房長は右京さんと正義の形が違ったため対立しましたが、甲斐父はなんというか、『組織を丸く収める』ために右京さんが邪魔になると対立しそうな気がします。
正義感は、ラムネとどっこいどっこいな気がする…だって官房長と話すよりピリピリ感が無いですし。
信念のある正義感というより、常識的にかつ警察官としての正しい正義感がありつつ、でも官僚らしく『誰かに変な被害が出るのでなければ、裏技的なずるい手を使ってもいいんじゃない?』という面もある…という感じ。

大河内さんの口ぶりも、「だって杉下のこと気に入ってるでしょ?」という感じだったもんなぁ。
そう暗に問われて「だから、後から鶴の一声を出すとか面倒なことしないでいいように処分決めちゃって下さい」と言われて口ごもっちゃうあたりが可愛い気がする(笑)。

まあ、甲斐父は確実に官房長より甘い人だと思います(笑)。

ただそもそも、甲斐父ってまだカイトくんの件で長官官房付のままなんですよね。
役職として高い立場だけれど、仕事としては閑職。
これで1年経ったので、次シーズンでどこかしらもっと力のある立場に戻るのかな。

っていうか、いつも神戸くんと長谷川と同じ職場なんだろうか。
階級の高い人2人もいるけど、それぞれ部屋を持っているのね(笑)。
ぜひ甲斐父が転属になる時は、神戸くんをつれだしてあげて欲しいです。


話は変わりますが。
気になったのが、コーヒーメーカーの横にあるライト。
前からありましたっけ?覚えがないんですが。
コーヒーメーカー自体、新しいの届いたんだなと思いましたが(笑)。

あれ、特命係の経費で落としたんだろうか(笑)。

あと、警視庁庁舎内では、身分証を首から下げて胸につける決まりになったんですかね?
これもいつからだろう。
まえは、小さいプラスチックの警視庁のバッジをつけていませんでしたっけ?


あー、書いた書いた。
2時間9分色々と突っ込みどころがあったので(いい意味で)、やはりというか長文になりました(笑)。

これでもう10月までは新しい相棒はなしか…
冠城さんで劇場版は作るのかなぁ。
一応、過去3人は全員作っていますが。

いかぞ的には3も結構いいできだったと思うんですが、1・2に比べるとインパクトが弱かったのか、興行収入は低かったみたいなんですよね。
まあ、1は初の劇場版、2は予告で官房長の進退が関わると分かっていたから、話題性は大きかったからなぁ。
3はそういう内容の外で流せるネタが少なかったのが不利だったよなぁと思います。

でも、DVDを買って何度か観返していますが、やっぱり面白いですよ。
まあ、「最高密度のミステリー」は、正直劇場版1だと思いますが。

劇場版1は、どういう道を通っても確実にあの競技場まで行き着くように、複数のルートが計画されていて、右京さんと弥生さんが合わせてそれを全部踏んだっていうのが、ミステリーとしてすごくいいできだったと思います。

行き当たりばったりとか、途中意味がわからないとかいう感想を見かけたことがりますが、ぜひ論理的に考えながら見返していただきたいです。
深読みすると、あれ絶対に面白い話ですって(笑)。
(でも劇場版で一番好きなのは2なんだけど)


劇場版4、作ってくれるといいなぁ〜。


それではまた。



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