いかぞ徒然。(tCoNS統合)

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zoom RSS 『相棒劇場版2 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』を観ました〜!!

<<   作成日時 : 2010/12/25 03:45   >>

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今日は、仕事帰りに『相棒劇場版2』を観てきました〜。
もう、もうもう、すごく『相棒』な話だった!!
すごくよかったです。
『予兆』も、初心者向けの説明回的意味合いが強かったのかと思いきや、前振りとして必要だったのだなぁと、ものすごく納得。
最初に長官と総監を見ていた意義は大きかったと思いました。
さて、感想が山ほどあるのですが、いつものドラマ感想と同じく、ネタバレ満載となっております。
ネタバレが目的のサイトではもちろんありませんが、内容について色々と深く語りたい人なもので・・・
ドラマと違いまだ作品をご覧になっていない方も多くいらっしゃるかと思いますので、内容を知りたくないかたはこの先はお読みにならないでください。
とりあえず、検索やリーダーで文章が出てしまわないように、以下多めに改行を入れておきます。








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もういいですか?
ここにきてまだ読み続けていらっしゃる方は、すでに映画をご覧になった方もしくは、ネタバレなど気にしない方ですね?
以下、普通に感想に入ります。


もうまず、叫ばせてください!

官房長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

いやもう、噂を聞いて以来、そうじゃなかったらいいなと・・・
ずっと思っていたのですけれどね。

結局、儚い人となってしまいました。

でも、相棒という作品の中できちんと彼の退場を描くのであれば、ある意味ベストの形であったようにも思います。
Season1からの右京さんと官房長のストーリーには、きちんと終止符が打たれたように思うので。


今回の作品は、核になる部分はSeason1の最終2話と同じであったように思います。
輿水さんがメインライターであったことから考えても、それが意図的なものであったのかも。
違うストーリーでありながら、流れを同じにしていた、というような。

Season1のメインストーリーを踏襲していきながらも、描いている中心は『次の段階への変革』あるいは最終回を見据えているのであれば『終わりの始まり』であるあたりが、とても相棒ファンの心をくすぐるものでしたね。

特に朝比奈さんが復讐に走りかける場面での右京さんの対応が、Season1で鋏を振り回した蘭子さんの件を髣髴とさせ、オマージュ的なものを感じました。


結局副総監たちの罪を問えず、それでも「必ず起訴する」と言い切る場面も、Season1最終回の最後の場面そのものです。
そうでありながら、ただあの時(Season1)ではまっすぐに、正義の代弁者の形で歩みだす存在であった右京さんと亀山君とは異なり、今回は右京さんに自嘲の色が見えたのが印象的でした。

官房長は『自覚していないのが性質が悪い』と言っていましたが、多分、右京さんも自覚しているんですよね。

オトナファミという雑誌で小野田さん特集が組まれていたのですが、その中の岸部さんの言葉にあるように、「小野田は右京が大好き」なんだといかぞも思います。
多分、右京さんも官房長への好意がやっぱりあるのだとも。

右京さんは、法を『個』を平等に守るための手段と捉えていて、小野田さんは『全』を守るための手段と捉えていたのではないかなと思うのです。
ふたりとも、善と悪という概念で語るのであれば、悪を憎む善の人。
目の前で殺人事件が起きれば痛ましいと思うし、その罪を犯した人間を許すような人ではありません。

ただ、小野田さんは、例えば目の前のひとつの犯罪について、その犯人を起訴することよりもしないことで得られる『全に対する』メリットがあまりに大きい場合は、そちらを優先するべきだと考える人なのですよね。
その人間を起訴したところで、得られるものは犯人本人の『償い』のみ。
しかし見逃すことで、そのことを材料に大きな利益を得ることができるのならば、1人が償うかどうかなど大きな問題ではない、という考え方。
組織の暗部の中心のようでありながら、隠蔽体質の『本当の組織人』とも異なり、自分の中の正義のために黒い人間も白い人間も掌の上で操っていく人間なのだと思います。

一方で右京さんは、たとえ目の前の犯罪を見逃すことで結果大きな利益が得られるのだとしても、そのような曲がった方法で手に入れた『利益』など結局は不利益となって返ってくると考えているのではないかと思います。
法の下では、全ての人が等しく守られそして罰せられるからこそ、どこを突き詰めても歪みが発生せず、相応の権利が保障される。
どこかを曲げれば、大の利が得られている影で不利益を被る人が必ず発生する。
それに目を瞑ることを是とするのであれば、それは決して正義ではない・・・という考え方。

いかぞは、基本的に右京さんの考え方が正しいとは思います。
法を曲げて善と思われる行動をすれば、その1つのケースについてはよくとも、必ずそれを反面的に利用した悪いケースも発生するからです。

ですが、小野田さんの考え方も、理解できなくはない。
彼は、『政治屋』だったのですよね。
政治家、ではありませんが、政を行う者。
個を見すぎていては動けない部分もあるわけです。
考え方の違いだけでなく、立場の違いからくる優先度の違いの問題もあるのですよね。

まさしく最近流行の『これからの正義』についての議論ですよね。
一人を殺すことと数人を殺すこと、どちらかを選ばなければならないならばどちらが正なのか。
そんな論議と共通する『正義』の視点の問題です。

そういう、多面的な『正義』をふたりともが理解し、その上で自分の持つ正義に妥協を許さないからこそ、別の正義を持つお互いに人間として惹かれるものがあったのではないのかな、と思うのです。


Season1の時は、右京さんの中の犠牲者に対する罪悪感であったり、官房長への怒りであったり、そういう鬱々としたものがまだ官房長を許す段階にまで至っていなかったので、自分の立ち位置に疑問など差し挟む理由がなかったのだと思います。
10年間、プライベートでのちょっとしたお付き合いさえ避けていたようでしたから。
だから、(閣下の件で)官房長の下した決断は間違っている、警察官として自分は正義を貫く、というまっすぐな態度を取ることが出来たのだと思います。

ですが、亀山君の登場を経て、官房長の力を利用し、自分の力も利用され、閣下の件も一定の解決を見せたあとは、官房長に対して単純に怒りの感情を持ち続けていくことが出来なくなってしまったのだと思うのですよね。
ある程度一緒に行動する機会が増えてしまえば、どうしても官房長の考え方などがまたきちんと見えてしまう。
右京さんが、正義の形が違うという根本的な問題なのだと、理解できないわけがありませんから。
まともに対峙するということは、逆に相手を糾弾する力を殺いでしまう行為だったのではないかと思うのです。

もしかして、10年間官房長と接触を避けていたのは、許してしまうであろう自分が嫌だったからなのかもしれませんね。
許したくもないくせに、きっと償いも求めていない。
官房長もだからこそ、許されようとも思わなければ償いの申し出もしない。
罪悪感を抱えていくことを享受していた彼は、やはり強い人だったのだろうと思います。
だからこそ、苦言を呈しても右京さんの『正義』と本気でぶつかることをギリギリの線で避けてきた。

でも、どうしてもそれだけでは進みきれない限界が見えてきて。
組織の改変、右京さん自身を(本人の意思に反してでも)使いたいということ、そしてそのためには右京さんの正義を踏みにじることもやはり覚悟しなければならないのだと思い始めて。

だからこその、

「もう、いいよね?」

だったんですよね?
車がきた、というだけの話じゃなくて。

お前もキャリアなのだから、傷が癒えた今、もういい加減分からなくても分かれ、という。
ある意味選択を迫る最後通牒だったのではないかと。
そういう、

「もう、いいよね?」

その直後に突然命を落としたのですから、それは彼の直接的な遺言として右京さんの中に残ってしまったでしょう。
これまで右京さんの正義を抱えた上で清濁飲み込んで自分の『正義』で進んでいた官房長同様、目を逸らせない位置に官房長の『正義』を置いていかれてしまった右京さんは、ずっとそれを抱えた状態で自分の『正義』を進めていかなければならなくなってしまったのです。

ですから、今回の検挙への決意は、官房長の持っていた正義を咀嚼した上で踏み越えて出した結論なのだと思うのです。

あの、厳しい表情の前の微かな笑みは、それでも自分の『正義』が揺るがないことへの自嘲なのか、今回ばかりは思った以上に自分の正義を貫くことに痛みを感じる(感情的には官房長に影響されざるを得なくなっている)ことへの自嘲なのか・・・
どちらにしろ、捜査も出来ない立場に追いやられてしまうけれど、気持ちは晴々・・・という爽やかな最終回だったSeason1と間逆だな、と感じました。

しかし、自分の親友と同じような死に方することないのに・・・
かんぼうちょう〜〜〜〜(泣)。



さて。

今回、終盤がとても重くなるせいなのか、序盤は笑えるシーンが多かったですね。

映画での、お稽古に行った神戸君を待つ右京さんのシーン、19時半過ぎくらいでしたね。
先日の『予兆』から、30分越えたくらいでしょうか。

神戸君が、大河内さんからワインを勝ち取っているのに笑いました。
あれは、やっぱりパルトネールですかね?(笑)

勝ったんだからもらえるよね?ね?という神戸君のルンルン顔と、大河内さんのむっつり顔が面白かった!
で、突然誘ったのにちゃんと瓶が用意してあるということは、「次に打ち合ったときは買ったほうが奢る」みたいなことだったのでしょうか。
いや、神戸君がなにかを用意していたように見えなかったあたり、あれはヴィンテージもので、大河内さんの家とかで見かけた神戸君が「勝ったら頂戴頂戴〜〜〜」と約束を取り付けたのかな(笑)。

やっぱり、兄弟にしか見えない(笑)。
やだもう、及川さんのインタビューとふたりの演技のせいで、二人の登場シーンにはいかぞ的には兄弟フィルターがかかるようになっちゃいましたよ。

車を身体で止めるほどの怒りを見せたのも、現状そのものへの怒りはもちろんですが、昔から憧れていた正しいお兄ちゃんの暗い部分を見てしまって裏切られたように思った、という風に見えてしまいました(笑)。
まあ、兄弟でなくとも、親しかったらそういう怒りはあるものだとおもうのですが。

なんとなく、大河内さんはお堅いけれど正しいことをする人、というイメージがありますから。

大河内さんはご存知のとおりゲイ設定ですが、まあそれは正直どうでもよくて。
あのピルイーターを観ているからこそ、手の甲で亡くなった恋人に触れた時のような雰囲気を大河内さんから神戸君には全く感じられないので、普通〜〜に兄弟とか先輩後輩とかに見えるんですよね。
まあ、ノーマルの人が異性を皆恋人候補で見るわけじゃないのと同じで、きっとゲイの人も好きな人以外には普通に友情とかあるんでしょうから、恋人として出ていている人以外はあえて色眼鏡で見る必要性も感じませんしね。
そう考えると、一度使うとその後使われにくい(記憶にだけ残る)設定ですね(笑)。

まあ、今のところ先輩後輩に近いお友達、という感じなのでしょうが、そうなると出会い方が分からない・・・
(大河内さんってやっぱり東大卒ですよね?)

あ、実は幼馴染か?(笑)


ATM前のやり取りも面白かったですね。
『予兆』のとき、陣川君がチラシを貼るくらいだから外の金融機関だと勝手に思い込んでしまったので、一緒にいる米沢さんに「警視庁ってビル内にATMないの???」と思ったのですが・・・

まさか、警視庁内のATMに貼るとは(笑)。
そりゃ小さな活動も大切ですけれど、さすがにそれはどうだろう(汗)。

あ、陣川君といえば。
やっと、神戸君とのファーストコンタクトが出ましたね。
まさか、あんな場面で自己紹介とは(笑)。

そしてそんな微妙にのんびりした準備中に、右京さんは1人でさっさと金具も使わずに結わいてぴょ〜〜ん(笑)。

あれって、さすがにあの3人だけでなく、ロープの片側はどこかに結び付けてあるんですよね?
(あの3人は戻るとき用の人員ですよね?)
じゃないと、3人が準備も出来ていないのに飛び降りちゃったら、普通下まで落ちますよ右京さん(汗)。



さて、次はいつものように事件そのものについて。

警察暗部の部分はもう、観ていて推理のしようがなかったな、という感じです。

分かったのは、朝比奈さんが共犯であることとか、副総監が影の管理官であることとか、そういう単純な部分だけですね。
モールス信号は、右京さんが気づいたタイミングの直後、画面がハーバーに変わって気づきました。
ああ、そういえば東大のセイリング部出身って言っていた!と(笑)。
(船舶免許って取得時にモールス信号覚えますよね?)

正直、冒頭は八重樫に捕まっている人質達の表情を追っていたので、あの足音って八重樫が立てているのかと思ったんですよ(笑)。
ほとんどの観客が分かっていない中で、しっかり「殺そう」というセリフが画面から流れていたって、なんだかすごいですね。
怖いなぁ。

シリアスな部分でずっと、BGMで『キリエ・エレイソン』(主よ、憐れみたまえ)と流れていたのは切なかったです。
確か、エレベーター内でも流れていましたよね?
あれで、『八重樫の事情』に何か重いものがある、と感じさせられました。



そういえば、全然関係ないのですが。

ラストの葬儀と決意シーンの後、相棒のロゴが表示され、スタッフロールになりましたが。
その時の、左端に現れた右京さんの写真にものすごく怯えたんですが(心霊写真的に)、あれが怖かったの私だけでしょうか(笑)。

いや、もう、官房長の死の直後で呆然としているところに、目の端に顔が映って見えて(現れはじめで右京さんの顔だと分からなかった)、うす〜〜く人の顔が浮かび上がっているように見えて・・・
怖かったんですよ(笑)。

この衝撃的な話で、何を意味のないところで怖がっているんだろう私、と思いました(笑)。



そうそう、映画の外で。

パンフレット、ものすごく面白いですね!
作りがAERA風です。
内容も文章が多くて読み応えたっぷり♪
今日は官房長特集を読むためにオトナファミも買ったし、チケット売り場で置いてあったシネコンという無料雑誌も2〜3ページずつの相棒とハリポタの特殊がくまれていて面白かったですし、なんだかウハウハでした♪

ああ、神戸君のクリスマスカードももらいましたよ♪
なんか、なんでこんなにぽやっとした顔なんだろう(笑)。



ああ、なんだか今日はものすごく長くなってしまった・・・
しかも、勢いで書いているので、なんだか整合性がないかもしれません。
しかも、なんだか書きたかったことを全部書ききっていないような気もするのは何故(笑)。

まあ、興奮直後なのでお許しください。

とにかく、観ていない方。
いかぞの記事なんぞ読んでいないで、観てください!


それではまた。




相棒−劇場版U−オフィシャルガイドブック
産経新聞出版
2010-12-24


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